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山ばな平八茶屋

やまばなへいはちぢゃや

若狭街道で400年以上の歴史をつなぐ名料亭。
洛北の自然に抱かれた日本庭園とともに美味なるひとときを。

東は比叡山、西は高野川を望む景勝地で、440年以上の歴史を重ねてきた老舗料亭。川端通りに面しひときわ風趣を醸す騎牛門(きぎゅうもん)の向こうには、約600坪もの日本庭園が広がり、大小の離れ座敷が点在しています。まるで異世界に迷い込んだかのような幽玄の空間で快いもてなしを受け、豊かな味わいのひとときが過ごせます。その魅力は、夏目漱石や正岡子規、北大路魯山人など数々の文人墨客の心をとらえてきました。一子相伝の確かな技のもと季節の味覚をふんだんに取り入れて提供される料理は、創業以来の伝統を受け継ぐ名物「麦飯とろろ」、明治期より人気の川魚料理、そして先代からの新名物「ぐじ(甘鯛)」料理を中心に、多彩に用意されています。伝統ある名料亭ながら、人と人を和やかにつなぐ肩肘張らないほっこりとした雰囲気で、婚礼や各種の集まりなど地元の人々のハレの場として愛されているのも、信頼の証。1日4組限定で1泊2食付きの宿泊も可能。洛北地区名物の和風サウナ「かま風呂」も合わせ、ぜひこの風情を堪能し尽くしたいものです。


異世界に誘うかのような風格のあるたたずまいが、いまや山ばな平八茶屋の象徴になっている「騎牛門」。昭和期に山口県萩の禅寺から移築されたもので、築4500年と伝えられます。


街道沿いに堂々とした構えを見せる母屋は、江戸後期の建物。現在は調理場として使用されています。


庭園は奥に進むごとに「真」から「行」、「草」へと少しずつ姿を変え、やがて滝が姿を見せる草庵の風情へ。春の花から新緑、夏は蛍から蝉しぐれ、秋は虫の音に紅葉、冬は枯野に雪・・・とうつろう季節ごとに表情を変えていくさまに、あるがままの自然の癒しが感じられます。現在は未来への思いを託し作庭家「植治」の次期十二代の手によって、大切に育まれています。


ところどころに配置された魚のオブジェは、麦飯とろろの器と同じ丹波篠山・王地山焼の作家作品。


創業当初、若狭街道をゆく旅人をもてなした「麦飯とろろ汁」。つくね芋をすりおろし出汁でなめらかにのばしたとろろ汁を、麦飯にかけた一品です。現在も伝承料理として各料理の締めに用意されるほか、お昼限定の懐石料理「麦飯とろろ膳」として味わうことができます。当代より、麦と存在感を引き立てあう岡山産の朝日米を使用。とろろ汁とのなじみもよくさらに旨みが際立ちます。


「ぐじ」は主に日本海で獲れる赤甘鯛のこと。深海に棲息することから1年を通して獲れ、季節に応じたさまざまな料理が可能です。パリッとしたうろこの食感が格別な「若狭焼」やひと汐のぐじを二杯酢でいただく「向付」など、さまざまなバリエーションが楽しめるのが「若狭懐石」です。

ぐじの向付は天候によって用意できない場合もあります。


一番奥まった場所にある離れ数寄屋造りの「奥の間」は、棟梁の並々ならないこだわりがしのばれる、ユニークな建築空間。すみずみにまで趣向が凝らされていて、興味が尽きません。炉と水屋を備え、茶会への使用も可。


座敷は全室、鴨川の上流・高野川に臨み、せせらぎの音も間近。対岸の山は、京の夏の風物詩・五山の送り火の「法」の字が灯される松ヶ崎東山です。


庭園内には、洛北地区の名物の「かま風呂」を備えた浴場が。宿泊はもちろん、食事でご利用のお客様も、追加料金で入浴が可能です。


当代を担う園部晋吾さんは現在、「京都料理芽生会」会長を務め、食育をはじめとして食文化を次代に伝える活動に精力的に取り組まれています。

 

山ばな 平八茶屋

https://www.heihachi.co.jp

住所

京都市左京区山端川岸町8-1

TEL

075-781-5008

FAX

075-781-6482

営業時間

昼 11:3015:30LO1400
夕 17:0021:30LO1900
水曜定休 休業日有り

アクセス 四条河原町より京都バス(八瀬大原行17,18、岩倉実相院行21、岩倉村松行41)約20
「平八前」下車すぐ
京都市営地下鉄烏丸線北山駅 2番出口よりタクシー約5
京都市営地下鉄烏丸線松ヶ崎駅より徒歩約20
叡山電鉄修学院駅より 徒歩約5
JR京都駅よりタクシー約30

(お車でお越しの場合)

名神(京都南IC、京都東IC)より約45
所要時間は目安です。待ち時間・車の渋滞によって異なります。
タクシーでお越しの際は「川端通り北山上る200m」とお伝え下さい。
駐車場あり

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