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畑かく

はたかく

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白味噌とポン酢でいただく「ぼたん鍋」発祥の名店。
西陣の旦那衆をうならせた伝統の味は、今も変わらず。

かつて御所の御猟場であった京都洛北・雲ヶ畑出身の初代が、大正7年に京都・西陣で創業。田舎料理の猪鍋を京都人の味覚に合う料理をと考案したのが、京らしい白味噌で猪肉を煮て、京野菜とともににいただく「ぼたん鍋」でした。昔から猪の肉のことは「ぼたん」と呼ばれていたこと、大輪のぼたんが花開いたような美しい盛り付けが命名の理由です。その後も京都の文化を担う西陣にあって味や設えの洗練へ工夫を重ね、炉を切った和室で炭にわら灰をくべ土鍋をかけて供する現在のかたちに。脂の乗った猪肉は適切な下処理で臭みがなく、コクのある白味噌、ポン酢との調和も絶妙。取り合わせの野菜とともに、一番おいしい時に供したいとの配慮から、1115日から3月下旬まで、冬季限定の名物となっています。このほか、1年を通しては気軽な割烹として京会席や松花堂幕の内弁当、夏季には「鱧しゃぶ」を提供しています。


部位のバラつきなく綺麗なぼたんのと冬野菜の滋味を、囲炉裏に炭、赤楽の鍋で、ゆっくりと煮あがっていきます。


建物は風情あふれる数寄屋づくり。1階は全10室の炉を切った個室。それぞれに趣の異なる設えにも興がそそられます。


7人でひとつ鍋を囲めるよう設えた大きな囲炉裏。鍋も囲炉裏に合わせて特注した大サイズで、満点の迫力。


凝った意匠に味わいのある個室は、90年以上前に茶室を移築したもの。庭園の眺めと相まって、格別の情趣が感じられます。


2階にはふたつの宴会場。贔屓客に西陣金襴の織元が多いことから、このような屏風も。各家に受け継がれた文様を貼り合わせたという、興味深く貴重なものです。上七軒から舞妓さん芸妓さんを招き、京都らしいひとときを楽しむことも可能です。


「ぼたん鍋」以外にも、1年を通して京会席や松花堂幕の内弁当などを提供。

 

プレセントキーワード「ぼたん」

 

畑かく

https://hatakaku.gorp.jp

住所 京都市上京区上御霊前通烏丸西入ル内構町430番地
TEL 075-441-0610
FAX 075-441-5503
営業時間 12001900(入店)月定休
アクセス 地下鉄鞍馬口から徒歩約3
駐車場あり