月釜・茶会

ジャンルで探す

注目! 地図で探す
買う 食べる 泊まる 体験する 見る 抹茶をいただく 月釜 美術館 お茶の旧跡 お寺・神社

ギャラリー唯一無二

ぎゃらりーゆいいつむに

町家を改装したラグジュアリーな空間に際立つ革新の高級着物。
「守破離」のもとに交錯する和装の伝統と未来

京都西陣の歴史ある織屋・加納家。その子孫である加納寛二氏がおこした着物メーカー「スコープ・ココ」は、海外の文化や素材を取り入れ、独自の観点と感性に西陣の技術を融合させた独創的な作品を生み出すことで、国内外から高い評価を得ています。次代を継ぐ加納圭悟氏も、アーティストであるX  JAPANのYOSHIKI氏とともに「YOSHIKIMONO」という新しいキモノブランドを展開していることで有名。呉服屋の家に生まれたYOSHIKI氏と「世界に着物の魅力を発信する」という信念を共にし、それに挑み続けています。「ギャラリー唯一無二」は「スコープ・ココ」が手掛ける情報発信スペース。昭和10年に建てられた閑静な北大路の京町家を改装し、神秘的な黒艶の床が特徴のラグジュアリーな空間へと生まれ変わらせました。ここでは、自社ブランドである「明月蘆」や「YOSIHIKIMONO」をはじめとした高級着物や、数々のオリジナル商品が展示されています。着付けをしてレンタルできる着物もあり、荷物を持たずに京都に来て、優美な着物をまとって散策をしたり、茶会に参加するということもできます。確かな伝統を引き継ぎつつも時代に挑む意匠性と優れた機能性をあわせ持つ着物たち。和装の伝統と未来が交錯する、まさに“唯一無二”の空間です。




和紙に貼った銀の焼箔300枚を壁や天井に張り巡らした圧巻の応接室。オリジナルの帯をモチーフにした。
まずこの部屋でお茶とオリジナルロゴをあしらった末富の麩焼きをいただいて寛ぎます。


応接室の大窓の向こうに広がる内庭。山もみじと紅枝垂れもみじが4本ずつ植えられ、珍しい下りつくばいが配されています。
町家では本来、奥の部屋へと招かれるのは特別な客のみ。普段見ることのできない景色を眺め、京都らしいしきたりを体感します。




京都の瑠璃光院をヒントにしたという床は、まるで水盤のような透明感のある黒塗り。天井は梁が大胆に見え、広く奥行きのあるゆったりとした空間を演出しています。違い棚の上の小襖は80年前の本金箔に琳派の絵が描かれています。
ここに展示されているのは、日本一軽い着物「羽衣装」や袋帯、絹100%のストレッチ長襦袢といったオリジナルブランドの商品たち。重厚さと軽やかさ、華やかさを合わせ持った空間を独り占めしながら、じっくりと選べます。


西陣織をお客様に知っていただくため、ミニタイプの機を展示しています。


高級な着物をいきなり買うには勇気がいる。まずは気負わず「本物」の色、柄、質感に触れていただきたい。「authentic luxury kimono rental SHOSA -所作-」はスコープ・ココのレンタルきものサービス。茶席にあう着物や帯もそろっており、着物を持たない人でも京都での茶席を楽しむことができる。インスタグラムでも様子をご覧いただけます。


外観は前の町家のまま残された。玄関にある大きな松の木がシンボルツリーとして優しく出迎えてくれます。のれんに施されたロゴマークはこの世に2つとないと言われる指紋や水紋がモチーフで、“唯一無二”を表しています。


「ギャラリーで展示する『明月蘆』や『YOSHIKIMONO』のコンセプトは茶道の精神にある“守破離”」と語る代表取締役社長の加納圭悟さん。「先人の教えや伝統・技術を守りながら培う、殻を破り、自らの形を創り、そしてそこから離れて自由な発想のもと、着物をひとつのファッションとして位置づけるアプローチを再考します。そうして、従来の式服としてではなく、着る人が楽しく美しくなるための着物を提案していきたいです。」
機をこしらえ、職人をかかえて、糸の選別からこだわり、織りにこだわる。確かな技術に新しい感性を融合させたその着物は、確かな品格と着る人に心地よい機能性をあわせ持つ。

 

ギャラリー唯一無二
http://www.yuiitsumuni-kyoto.com/

高級着物レンタル SHOSA
http://shosa-kyoto.com/
SHOSA Instagram

スコープココ
https://www.scopecoco.jp/

 

プレセントキーワード「唯一無二」

 

所在地 京都市北区小山上内河原町15
TEL 075-432-7151
営業時間 10:00〜18:00(要予約)
定休日 不定休
アクセス 地下鉄烏丸線「北大路駅」下車 北へ徒歩5分
ここへ行く(Google Mapを開く)