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京菓子司 末富

きょうがしつかさ すえとみ

茶人の憧れを集め信頼に応える上菓子の老舗。
「夢と楽しさの世界」を原点に、変わらぬ味を守り続けます。

茶道各御家元ならびに各宗本山の御用を務めるなど、まさに京菓子界の重鎮的存在としてその名を知られる末富。明治26年(1948)の創業以来、選び抜いた素材を使い、手づくりで確かな味を守り続けています。代を超えて伝えられてきたのは「真似されるようなものをつくらねばならない」という言葉。京都の四季折々の風景に取材し、常に創意工夫をもって繊細で美しい「夢と楽しさの世界」を表現してきました。四代目を継ぐ山口祥二さんもまた、時代の変化に対応しながらより多くの人々に五感で楽しめる京菓子の喜びを届けるべく、たゆまない努力を続けています。茶会の主菓子づくりにおいても全幅の信頼を置かれる今でさえ、「茶会の趣旨に合わせて見本をつくることはかけがえのない勉強」と謙虚さを忘れず、あくまでも抹茶を飲むための菓子であることを念頭に、原料に茶を使用することはタブーとしているとも。その実直な姿勢もまた、末富ならではの魅力をつくりあげているといえるでしょう。


京都のオフィス街に、凛とたたずむ店舗。格子の扉の向こうには、ショーケースからお菓子の選べる販売コーナー、その奥にはきびきびと働く職人さんたちの姿を見ることができます。


あくまでお茶席で使われることを前提とした生菓子は、京都のみずみずしい季節感を、奇をてらわずに表現することが基本。末富の定番は、まさにそんな品格ある美の完成形といえます。

詳細は→http://www.kyoto-suetomi.com/seasonal/

3月「草の花」野の花の可憐な風情。求肥生地によもぎを加えて練り上げ、小倉あんを包んでいます。

4月「さくら」型抜きした薯蕷にこしあんをはさみ、焼印を押して桜を表現。末富が得意とする薯蕷のうまみがひときわ際立ちます。


5月の定番生菓子

「唐衣」伊勢物語に登場する「かきつばた」を折り込んだ歌の当意即妙が、そのままお菓子に託されています。

「山吹」この季節、野山にあふれる山吹の表情を繊細な手技で写したきんとんです。


6月の定番生菓子

「紫陽花」涼しげな色のきんとんに、寒天でキラキラとした雨のしずくを表現。


どこかほっとする、定番の味。季節や慶弔を問わずにお使いいただけます。

「野菜煎餅」 玉子煎餅に大人の賞味に耐えうる気品を、と先代が工夫を凝らしつくりあげたものです。


「両判」 その名は「大判二枚」の意味。「良晩」にも通じ、寿賀にふさわしい麩焼き煎餅です。


「京ふうせん」小さな麩焼きを風船に見立て、平安時代の衣装「かさねの色目」で目にも楽しく仕上げた京都限定品。


「酒酵煎餅」名酒「十四代」の酒粕を麩焼き煎餅の生地と練り合わせじっくりと焼き上げた「京ふうせん」。山形の老舗・高木酒造とのコラボレーションによる限定品です。


個性的なブルーが印象的な包装紙。これは戦後間もなく、二代目の山口竹次郎氏が親交の深かった日本画の巨匠・池田遙邨画伯に依頼し、相談しながらつくりあげたもの。時代を経てもなお、末富ブランドの象徴として愛され続けています。

 

京菓子司 末富

http://www.kyoto-suetomi.com/

住所 京都市下京区松原通室町東入ル
営業時間 9001700 日・祝定休
TEL 075-351-0808  075-361-5308
FAX 075-351-8450
アクセス  市営地下鉄烏丸線五条駅下車 徒歩約5分/阪急電鉄 烏丸駅から徒歩約10 市営地下鉄烏丸線 五条駅から徒歩約5
・市営バス 5系統もしくは26系統 「烏丸松原」下車 徒歩約5分・タクシーで 烏丸口のタクシー乗り場からは約10
「烏丸松原を西に入って室町通の手前」とお伝えください。
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