元禄年間、聖護院の森で創業した「八ッ橋屋梅林茶店」に始まる本家西尾八ッ橋本店。やがて元禄2年(1689)、現在の八ッ橋の原型となる橋の形をした素朴なおせんべいが誕生。以来、300年以上にわたる歴史を連綿と受け継ぐ一方、明治時代以降はそのおいしさを精力的に海外に発信し、数え切れないほどの栄冠を獲得。明治29年(1889)にはパリ万博で銀賞を受賞し、その名を世界にとどろかせました。また、携帯食として割れにくい工夫の結果、丸みを帯びた現在の優美な形が完成。さらに今ではすっかりおなじみとなった餡入りの生八ッ橋も登場し、京都を代表する銘菓として幅広く親しまれています。また、新しい味の追求にも意欲的で、洋風にアレンジした多彩な銘菓も好評です。
右写真)八ッ橋 パリパリとした食感は、昔から変わらぬ人気。おなじみのニッキのほか、抹茶、黒ごま、バナナのバリエーションがあります。
左写真)あんなま しっとりやわららかな「あんなま」シリーズは、季節に応じてさまざまな味が登場します。
プレセントキーワード「やつはし」
住所 | 京都市左京区聖護院西町7 |
TEL | 075-761-0131 |
FAX | 075-761-8082 |
営業時間 |
営業時間 8:00~17:00 ※営業時間は季節により多少変動します |
アクセス | 京阪神宮丸太町駅から徒歩約7分/市バス熊野神社前すぐ |
西尾八ッ橋の里 https://www.8284.co.jp/shop/8284nosato.html
本店の東隣に位置。2012年には「京都市民が選ぶ 京都の財産として残したい京都を彩る建物や庭園」の指定も受けた大正時代の邸宅跡です。素晴らしいお庭を眺めながら、京都らしいお食事や甘味をゆっくりとご堪能いただけます。