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京都文化茶論「峰子と晃嗣の部屋」撮影裏側レポート

 

京都・西陣に140年余り。大店の姿を今に残す京町家「冨田屋」。国の登録有形文化財に指定されたその格調高き空間で、最近、京都好きの人々の関心を集めているyoutubeチャンネル『京都文化茶論「峰子と晃嗣の部屋」』が撮影されているということで、取材に訪れました。


動画のナビゲーターは冨田屋の十三代目をしながら、大学や文化センターなどで伝統文化の講義をとる田中峰子さん(右)、そして、関西の論客として様々なメディアでおなじみの元同志社大学学長 村田晃嗣さん(左)。そんな“ほんまもん”をしる二人が、極上のゲストとともに語らうひと時が撮影されていました。

ちなみに、第1回と第2回は下記よりご覧いただけます。

第1回ゲスト:華道家、池坊次期家元 池坊専好さん
(前編)  https://www.youtube.com/watch?v=u1y140bzGBQ
(後編)  https://www.youtube.com/watch?v=RzKzzECkb90
第2回ゲスト:松栄堂 代表取締役社長畑正高さん
(前編)  https://www.youtube.com/watch?v=-RiwJ7ucmC0
(後編)  https://www.youtube.com/watch?v=C1w-sJ0cd5g


この日、撮影されていたのは、真言宗総本山 東寺の執事長 砂原様との鼎談の様子。東寺の五重の塔はスカイツリーのモデルになった? 東寺は一度燃えたことがある? などなどワクワクするような内容が和やかな空気の中、撮影されていました。(動画は10月中旬ごろにアップ予定)


撮影後、 田中峰子さんが東寺の執事長 砂原様に冨田屋のご案内をしていました。カメラ撮影をしていないとのがもったいないと思うほど、洒脱で濃密な会話の様子に、思わず時間が経つのも忘れてしまいます。


富田屋さんでは事前にお申込みをすると「町家見学+しきたりを学ぶ」文化体験も受講可能です。45分程の時間で京町屋のしきたりや伝統がわかると大好評。京都を訪れた際には、ぜひ利用してもらいたいお勧めプランです。詳しくは下記リンクをご確認ください。
http://www.tondaya.co.jp/experience/fullyear/post-9.html

(文・写真/淡交社 安部)

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