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新 着 情 報

西陣くらしの美術館 冨田屋

にしじんくらしのびじゅつかん とんだや

西陣・呉服問屋の大店を今に受け継ぐ京町家で文化体験。
茶人に嬉しいフォロー付きの着付けや茶事への利用も。

京都・西陣の中心地、千両ヶ辻。その名は江戸時代、立ち並ぶ商家が一日千両に値する絹を商ったことに由来します。この地で冨田屋が呉服問屋を始めたのは明治18年のこと。もとは伏見で江戸中期から続く両替商として隆盛を極めていましたが、鳥羽伏見の戦いで屋敷を焼失したことをきっかけに、西陣産地問屋として新たな道を開いたのでした。大豪商の財力や人脈はそのままに西陣の地でも信頼を集め、繁栄の歴史を紡いで130余年。店舗に住居を備えた「表屋造り」と呼ばれる典型的な京の町家は、受け継がれたしきたりとともに今も変わらぬ姿をとどめます。そして国の登録有形文化財の指定を受けたことをきっかけに、「西陣くらしの美術館」として、建物の公開とともに、営まれてきた暮らし、現在も大切に守られている京都西陣の風習をさまざまな形で紹介するようになりました。間口八間の店構えの奥には、茶室や能座敷を備えた離れ座敷、6つの坪庭に3つの蔵と、想像をはるかに超える空間が広がります。


冨田屋13代当主として家業を継承し、「くらしの美術館」として冨田屋の公開に踏み切った田中峰子さん。着物マナースクールの学院長をはじめ、多方面でご活躍中です。「町家の暮らしは、昔から変わらない祈りと願い、そして感謝によってかたちづくられてきました。また、お茶をよくし、能を舞い、文化を大切に生きてきた歴代の暮らしぶり、そこに息づくおもてなしの心もまた、お茶人のみなさんに共感いただけるものと思います。季節ごとに異なる表情に出会える京町家を、ぜひご体感ください。お茶事へのご利用もサポートいたします」とやわらかな笑顔で語られます。

冨田屋13代当主 田中峰子さんは以下の講座も担当されています。

NHKカルチャー文化教室
-伝統文化と年中行事の室礼 ~京町家で学ぶ~
日本の伝統行事の意味や由来、行事の楽しさを、季節の和菓子や昼食を頂きながら学びます。

2020年度の主なカリキュラム
10月:お月見(お月見団子とお茶)
11月:お火焚き(お火焚きまんじゅうとお茶)
12月:大根炊き(とお弁当)

お申し込みはこちらより
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1197632.html

ベルトラ オンラインアカデミー
-京都の品格から学ぶ、上質な生活とは?

登録有形文化財の町家、冨田屋当主 田中峰子さんがご案内
京都の伝統文化をより深く知りたい方、日々の生活をより豊かに過ごしたいと思っている方におすすめです。

お申し込みはこちらより
https://www.veltra.com/jp/japan/kyoto/a/165343?utm_expid=.oJaUSWBtT0yAlNdUWbsvDw.0&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F

「西陣くらしの美術館」で学ぶことができる、一年の歳時記とともにある、巧みに季節を取り入れたしきたりや暮らしぶりには、茶人ならなおさら深い感銘をおぼえるはず。茶道体験、着付け体験、伝統の点心弁当など一般向けのプログラムに加え、このページをご覧になった茶人のみなさんには以下のメニューもご利用いただけます。


三千家まで徒歩圏内、タクシーなら1メーターのこの場所を着付けの基点として便利にご活用いただけるメニュー。お手持ちのきもの一式をお送りいただき、当日は手ぶら状態で冨田屋へ。プロによる着付けを済ませて茶会や講習会に出かけ、終了後はまたこちらで着替えて身軽に帰れます。脱いだきものは、プロが点検しシミ抜きや丸洗いなどの手入れを施したあと、返送してもらえます。

下記のような流れで、お着物でお茶会・講習会がお楽しみいただけます。

着物:冨田屋へ送付(冨田屋にてレンタルも可 20.000円)
着付:プロの着付師による 5.000円
(ヘアメイクご希望の方は別途ご相談ください。)
千家へ:お茶会や講習会へ
冨田屋:着物を脱いでご帰宅
お着物の手入れ:ご自宅へ
染み抜き、丸洗い、メンテナンス10.000円
(シミの種類によって別料金がかかる場合がございます。)
(全て税抜き価格)

 


武者小路12代家元が監修・命名した茶室「楽寿」に加えて立礼席、広間を備えた奥座敷をすべてご利用いただけます。冨田屋の伝統を託した手づくり点心の提供も可能です。詳細はお問い合わせ、ご相談ください。

http://www.tondaya.co.jp


表の店舗から奥へ奥へと広がる京町家ならではの空間。季節ごとに変わる室礼や伝統の行事には、訪れるごとに新たな感動が味わえます。スタンプ製で12ヵ月すべてをコンプリートすると「文化人表彰」がいただけるシステムも。


明治時代の活気あふれる呉服取引の様子を描いたもの。かつてはこの場でも、同じような場面が繰り広げられました。


邸内に現存するふたつの井戸はそれぞれ「金の井戸」「銀の井戸」と呼ばれます。金の井戸は神様へのお供えに、銀の井戸は日常の暮らしに今も使用されています。


100年前、現冨田屋を建てた10代田中籐兵衛氏が勲章を受けた記念に御所で撮影された貴重なパノラマ写真。中央には久迩宮邦彦王の御姿が。このような貴重な古い写真も多く残されるため、毎年6月には「古写真展」が開かれています。


茶室や広間を備えた離れへ。ここから先は「文化空間」と位置づけられ、切れ目のない赤松の廊下に船底天井が訪れる人を別世界にいざないます。


十分な奥行きを備えた立礼席。桐になぐりを入れた趣ある床にも、最高のおもてなしの心が託されています。


昭和10年に武者小路千家官休庵12代家元・千宗守氏の監修によって完成した茶室「楽寿」。「お客さまを風雨にさらすわけにはいかない」という当時の当主の配慮により、室内ににじり口があるのが特徴のひとつです。床には大田垣蓮月の手による軸が。


能が舞える床を備えた、坪庭の眺めも美しい広間。中央で目を引く螺鈿のテーブルは100年前のもの。ほかにも200年前の本棚、それ以上に古い物と思われる香台など、調度のひとつひとつにが目を楽しませてくれます。


3つある蔵のうち、一番奥の「寶蔵」は漆塗り。神様の蔵と伝えられ、今も歴代の当主しか入ることが許されていません。

西陣くらしの美術館 冨田屋

http://www.tondaya.co.jp

所在地 京都市上京区大宮通一条上ル
TEL 075-432-6701
FAX 075-432-6702
営業時間 9:00~18:00(最終受付17:00)
アクセス 京都市バス 一条戻橋・晴明神社前より徒歩約3分
ここへ行く(Google Mapを開く)

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