しょうこくじじょうてんかくびじゅつかん
臨済宗相国寺派の大本山である相国寺境内にある承天閣美術館は、1984年4月に相国寺創建600年記念事業の一環として本山相国寺、鹿苑寺(金閣)、慈照寺(銀閣)、他塔頭寺院に伝わる美術品を受託し、保存及び展示公開などを目的として設立されました。館内の第一展示室には、鹿苑寺境内に建つ金森宗和造と伝えられる茶室「夕佳亭」を復元、第二展示室には近世京都画壇の奇才、伊藤若冲による水墨画の傑作である重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部を移設しており見所の一つです。収蔵品は近世の墨蹟、絵画、茶道具を中心としています。また、茶の湯を好み慈照寺を営んだ足利義政が収集した東山御物の一部である茶道具の名品も収蔵されており、魅力が多い美術館です。
夕佳亭
重要文化財 鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図床貼付 伊藤若冲筆 鹿苑寺蔵
住所 | 京都市上京区今出川通烏丸東入ル |
開館時間 | 10時~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 | 展示替期間、年末年始 |
TEL | 075-241-0423 |
アクセス | 市バス59、201、203系統で「同志社前」下車徒歩8分 地下鉄烏丸線「今出川」下車徒歩8分 ▶ ここへ行く(Google Mapを開く) |
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