おおにし せいえもん びじゅつかん
千家十職の一人である大西家の美術館です。大西家は、古田織部や織田有楽など武家茶人の釜を手がけた初代浄林から、当代である十六代清右衛門にいたるまでおよそ400年にわたり、三条釜座の地で茶の湯釜をつくり、その伝統と技を守り続けています。美術館では、大西家歴代の手になる茶の湯釜を中心に、芦屋釜・天明釜、歴代の用いた釜の下絵・木型や、釜座ゆかりの古文書のほか、種々の茶道具を収蔵、公開しています。春と秋の二季に企画展が開催され、会期中には、学芸員の解説に添って釜の名品をじかに手にふれながら鑑賞する「京釜鑑賞会」をはじめ、当代清右衛門氏が席主をつとめ、席中で釜について解説する「京釜特別鑑賞茶会」、「文化講演会」などの行事が催されています。
http://www.seiwemon-museum.com/
住所 | 京都市中京区三条通新町西入釜座町18-1 |
開館時間 | 10時~16時30分(入館は16時まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、夏季、冬季 |
TEL | 075-221-2881 |
アクセス | 市バス9、12、50、67系統で「堀川三条」下車徒歩5分 地下鉄烏丸線「御池」下車徒歩7分 ▶ ここへ行く(Google Mapを開く) |
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・茶の湯釜に親しみ、じかにふれる体験茶会 「大西清右衛門美術館 京釜特別鑑賞茶会」