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辰巳屋

たつみや

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抹茶と京懐石が融合した名物「抹茶料理」を中心に
確かな技と豊かな発想が生み出す創意に富んだ感動の料理。

王朝時代の貴族の別荘地であり、『源氏物語・宇治十帖』の舞台としても知られる風光明媚の地・宇治。茶どころとしても有名なこの地に茶問屋として発祥し、大正時代から料理屋としての歴史を重ねてきたのが辰巳屋です。茶とともに歩んできた老舗にふさわしい料理をという思いから名物「抹茶料理」が生まれました。先代がつくり上げた先付の「抹茶豆腐」はいまや看板メニュー。さらに、金沢での修行を終え家業に入って14年、2018年に当代を引き継いだ料理長の左聡一郎さんが伝承の技に研ぎ澄まされた感性を注ぎ、独創的なスタイルを確立。宇治だからこそ手に入る多様で高品質な茶と京料理の融合をテーマに常に抹茶料理の進化を目指しています。毎日、自ら仕入れに向かい目利きする旬の素材を活用して創作される料理の数々は、五感を刺激してくれる新鮮な楽しみとおいしさに満ちています。


看板料理の「抹茶豆腐」。厳選した高級大豆で3日間かけて豆乳から手づくりし、にがりで固めることで豆腐ならではの食感、大豆の甘みと抹茶のコクを調和させた逸品はまさに秘伝、一子相伝の味。

抹茶料理の一品目には必ず「抹茶豆腐」を食べていただくのには理由があり、単にインパクトがあるだけではなく、「ひとくち食べた時の食感や、繊細な抹茶の風味を味わっていただくことが重要なんです。この抹茶豆腐には、濃茶を点てられるような上質の抹茶を使っています」と料理長の左氏。


棗を器にし、オリジナルの抹茶ソースをかけた品も、抹茶料理らしい一品。料理長の左氏は「七代目が考案した抹茶料理をそのまま繰り返すのではなく、お茶を習いながら得たヒントを元にしたり、私自身の独自性も打ち出していきます。全ての料理に、抹茶塩、ソース、ジュレなど、食材の相性を考えながら、いろいろな形で抹茶を使い分けることで、飽きることのないコース料理に仕立てる事が出来る」。と語ります。

抹茶料理は完全予約制
御品書 https://uji-tatsumiya.co.jp/menu/index.html


春の懐石コースから。鮪・鯛・紋甲烏賊の「お造り三種」。


筍木の芽和え、飯蛸、春子、空豆など旬を味わう「季節の八寸」。


酒粕と白味噌を合わせ風味をのせた桜鱒に筍田楽をあしらった「焼き物」。
「七代目は磁器物、京焼が好みでしたが、私は土や木の優しい感覚が好きで、信楽や木の器などをよく使います」という料理長の左氏。


「宇治の辰巳屋から、京都の辰巳屋と呼ばれるように成長していきたい」と情熱を燃やす八代目主人左聡一郎氏は京料理の未来を担う料理人の一人。店を継ぐことを意識したのは20 歳の時。七代目から「お前、何をやるんや」と問われ、その言葉にハッとしたのがきっかけで料理の道へ進む事を決め、「すぐに神戸の店を自分で探して修業に出ました」と語ります。1年後に、金沢の料亭へと移り、辰巳屋に戻るまでの間、「いつか店へ帰るという立場だったので、休憩時間も惜しんで、『何でも吸収して帰ろう』という思いでいました」 現在は、和食のユネスコ無形文化遺産登録に尽力した「日本料理アカデミー」にも所属し、和食の普及に貢献されています。「日本料理アカデミー」では地域食育委員会で宇治市の小・中学生に日本料理のよさを伝える食育活動も実践中。


玄関や各部屋の花は、八代目の奥様である女将が手を加え、その部屋を訪れるお客様の気持ちに寄り添った、おもてなしの心を表しています。「笑顔でお迎えすることを大切にしています。お客様がここで過ごされる大事な時間を、私たちがいい雰囲気にしたいと思っています」。


宇治川沿いに佇む辰巳屋では、窓から眺められる夏の鵜飼見物も楽しみの1つ。「茶道を学ぶことで考え方や物の扱い方が変わり、料理の盛り付けや思考にも影響を受けました」という八代目は、女将との二人三脚でこれからの辰巳屋を多くの人に楽しんでもらえるよう、さらに精進していくと語ります。

 

辰巳屋

https://uji-tatsumiya.co.jp/

住所 京都府宇治市宇治塔川3-7
TEL 0774-21-3131
FAX 0774-20-0333
営業時間 11:00~14:30(L.O) 16:30~19:30 (L.O) 不定休
アクセス JR宇治駅より徒歩約15分/京阪宇治駅より徒歩約12分
(お車でお越しの場合)
京滋バイパス宇治東I.Cから約5分
京滋バイパス宇治西I.Cから約10分
駐車場あり

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