さんゆうきょ

京都で出張茶懐石ひとすじに40年。
茶事から手軽なお弁当まで、心に残る味を。

京都の茶人でその名を知らない人のいない三友居。出張茶懐石をメインに、あくまで裏方に徹し、亭主の心に寄り添い、その趣向を汲み取る料理で茶人たちの信頼を集めてきました。ハレの日の豪華なお弁当から点心席や水屋でいただく気軽な折詰弁当、また行楽や観劇に人気の季節感あふれる竹籠弁当まで、ご要望のシーンに応じた料理を相談することができます。

三友居という店名は、中国の詩人・白居易の詩の「琴、酒、詩は人生における三つの友である」という一節に由来し、「音楽と文学、酒」、すなわち人生を豊かに楽しめる料理を提供したいという創業者（現会長）の思いがこめられています。そしてそれは、二代目を受け継ぐ山本寛さんの心にもしっかりと根付いています。「お客さまがご覧になった時、召し上がった時に自然と笑顔になれるお料理をお届けしたいと思っています」という言葉通り、おいしさと美しさはもちろん、すみずみにまで配慮と工夫が行き届いた丁寧な仕事には、料理人の誠意を感じずにおれません。東京・高輪には、京都の味を気軽に味わえるレストランも設けられています。

茶事は全国への出張が可能です。また、お弁当はお持ち帰りや配達に対応しています。このほか哲学の道沿いには茶事を催すことができる茶室「塵外室」もあります（要お問い合わせ）。

茶の心を知り尽くした三友居の料理は、端正かつ情趣に満ち、味わう人の心に静かに華やぎを届けます。

懐石料理のメインディッシュ、煮物椀。お弁当と一緒に注文することも可能です。

場所は銀閣寺道。大文字を正面にのぞむ白川通沿いにあります。（店内での飲食はできませんのでご了承ください）

三友居

三友居　高輪店