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本家尾張屋 本店

ほんけおわりや ほんてん

菓子屋から始まった老舗の蕎麦屋。
茶の湯に寄り添う「そば」の魅力を伝える

室町時代、尾張屋の祖先が尾張国(名古屋)から菓子職人として京都へ来て、菓子屋として創業しました。その後、江戸時代中期に、中国から伝わったそば切りを京の禅宗寺院で食べるようになった頃、初代稲岡伝左衛門によって、尾張屋でもそばを作るようになりました。その後、約130年前に現在地へ移転。当初は菓子を買いに来た人もそばを食べに来た人も1階で対応していましたが、14代目の時に住居スペースだった2階の半分をそば席に広げ、四条店や高島屋にも支店を設けました。15代目になり、2階のそば席をさらに広げ、より多くの方がそばを味わえるようになりました。16代目当主の稲岡亜里子さんは、自身のルーツに立ち返り、そば屋と菓子屋に分け、改めて菓子屋としてのスタートをしています。そばの魅力をあますことなく伝える尾張屋の、新たな展開に目が離せません。

明治の初め頃、綾小路室町東入ルから現在地へと移転しました。その頃から尾張屋を見守る大きな泰山木が印象的。その木の下には名物「そばもち」の看板も掛けられています。「寶(たから)」の暖簾をくぐって店内へと向かいます。


2020年には、本店の北側に『本家尾張屋 菓子処』がオープンしました。


人気の「宝来蕎麦」2,805(税込)。昔、金箔貼り職人は、部屋に飛び散った金箔をそば粉を蒔いてあつめていたことから、そばは宝を集める縁起の良い食べ物として「宝来」と呼ばれていました。14代目考案の「宝来そば」は、「わりご」と呼ばれる5段の漆器にそばを盛り付け、8種類の薬味を添えています。


尾張屋を代表する銘菓「そば餅」。13代目が焼き菓子として考案。そばの香りと北海道産小豆のこしあんのほどよい甘さが楽しめるお菓子で、地元の人々に愛されています。1140円、10個入り1,544円など。


「蕎麦板」は、そば生地を薄く伸ばし、短冊状に切って一文字釜で焼いたもの。そばの味わいを楽しむ黒ゴマ、宇治産抹茶を生地に練り込んだ抹茶、ピーナッツの3種類があります。小箱・黒ゴマ648円、抹茶788円、ピーナッツ788円。


20195月から登場した「蕎麦かりんとう」は、素揚げしたそば生地のかりんとうに塩ゴマやシナモンで味付けしています。各475円。


そば菓子の代名詞ともいえる「蕎麦ぼうる」。卵を泡立て、砂糖を加え、小麦粉の代わりにそば粉を使用した南蛮渡来の焼き菓子。そばの豊かな香りと軽い口溶けは、リピータが続出する絶品のお味。形が丸いもの(小丸)・梅型の2種類のミックス(宝包)。小丸378円、宝包810円。


20195月に、そば菓子のパッケージをリニューアル。16代当主と当主妹がプロデューサーとなり、京都工芸繊維大学院生がデザインしたもの。


乾麺の「宝来そば」、「蕎麦そうめん」各475円。濃縮だしと共に。16代目当主と当主妹が二人でパッケージングをデザイン。


無添加のかけだしめんつゆ「うすだし」、つけだしめんつゆ「こいだし」(ポン酢は現在販売中止。2022年7月時点)


100年ほど変わっていなかった包装紙も、今の時代に合わせて色をリニューアル。一番左がこれまでの包装紙の色。


店舗の入り口のすぐ右にある小部屋は元茶室。禅宗との関わりからお茶との繋がりも深く、13代目が建てたそう。緑豊かな露地庭が見え、落ち着いた雰囲気でそばを味わえます。


1階には元茶室の座敷とイス席、菓子の販売を行っています。


2階には広間の座敷と、囲炉裏のあるテーブルや趣きのある飾りがあるイス席。ランチタイムには大勢のお客様で賑わいます。


16代目当主の稲岡亜里子さん。家業を継ぐ前は写真家として世界的に活躍されていました。長い海外経験から、老舗 尾張屋を俯瞰的に見つめながら、現代によりそうよう自身の生家である老舗の舵を取ります。「お茶をする時間を持つことは、日常を離れ、落ち着いた精神的な世界への入口になるものだと思います。そんなお茶の世界と共にある和菓子の文化と歴史は世界的にもとてもユニークな存在。そんな和菓子の魅力をいろいろな国の人にも伝えていきたいと思っています」と語ります。


2008年発行のアイスランドの風景シリーズ『SOL』)
写真家としてアイスランドに強く魅せられた稲岡さん。20022017年の長期にわたり、定期的に訪れたアイスランドの作品は写真集に結実し、世界的に高い評価を受けています。「水がきれいで温泉があり、苔や美しい自然に接し、また雲が多くて障子越しのような光を感じる中で、日本や京都を思い出した」と話します。


2020年発行予定のアイスランドの双子シリーズ『EAGLE and RAVEN』より)

 

本家尾張屋 本店

https://honke-owariya.co.jp

所在地 京都市中京区車屋町二条下ル
TEL 0120-17-3446
営業時間 お食事 11:00~15:30(LO15:00)※店頭販売は9:00~17:00
定休日 1月1日、2日
アクセス 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池駅」下車 北へ徒歩5分
ここへ行く(Google Mapを開く)

本家尾張屋 菓子処

TEL 075-231-3446
営業時間 11:00~16:00
定休日 月・火・水・木、1月1日

※祝日の営業の有無につきましては、HPまたはInstagramでお知らせいたします。

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