開催期間 4月15日 (土) ~ 7月2日 (日)
裏千家十五代家元・鵬雲斎千玄室(1923-)は、本年4月19日で満百歳を迎えました。本展は鵬雲斎の百寿を記念して開催するもので、大正・昭和・平成・令和にわたる百年の歩みを振り返ります。
鵬雲斎は幼名を政興といい、十四代家元・無限斎の長男として生まれました。20歳を迎える頃には太平洋戦争による学徒出陣のため、海軍に入り、特攻隊となりますが、出撃命令は出ないままに終戦を迎えます。終戦後は茶道を通した世界平和への貢献に大いなる使命を抱き、「一盌からピースフルネスを」の理念を提唱して世界各国をめぐり、精力的に活動します。本展では鵬雲斎筆の書画や手造りの作品、好みの茶道具をはじめ、関連資料等を紹介することでその軌跡をご覧いただきます。
紫鳳凰文茶碗 鵬雲斎好 永樂即全作 紫綬褒章受章記念 今日庵蔵 撮影:渡辺康文
牡丹唐草文黒中棗 鵬雲斎好 十四代飛来一閑作 今日庵蔵 撮影:渡辺康文
赤楽水指 鵬雲斎作 今日庵蔵
チラシをPDFで見る(表・裏)
会期 | 4月15日 (土) ~ 7月2日 (日) |
開館時間 | 9時30分~16時30分(入館は16時まで) |
休館日 | 月曜日 、第2・4火曜日、展示替え期間(5月23~26日) |
入館料 | 一般1000円、大学生600円、中高生350円 小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料 |
呈茶 | 平日と土曜日に開催 一般500円・大学生以下300円(予約優先、要別途入館料) |
詳細は、茶道資料館ホームページをご覧ください。
https://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/museum/tenji/
アクセスなどの関連情報は… デジタル茶の湯茶の湯マップ 茶道資料館・今日庵文庫