あわゆきほんぽ しょうきんどう

慶応時代、維新の志士たちが行きかう馬関（下関）の中心地で、北前船の両替商が創業した和菓子店です。甘味好きな長府毛利公や明治の元勲、伊藤博文公の引き立てで高級菓子店として営業し、現在まで150有余年になります。一子相伝の「献上銘菓阿わ雪」、四季移ろう色とりどりの茶席菓子だけでなく、カステラ・焼き菓子なども厳選した素材を用います。細やかな心遣いで作った様々な和菓子はご進物として喜ばれております。

献上銘菓　阿王雪（あわゆき）

1866年創業からの「阿王雪」は伊藤博文公から「口中で消えゆく感じが春の淡雪を思わせる」と賞され命名を賜りました。

材料は卵白、砂糖、寒天。軟々としながらも歯ごたえのある不思議な白妙の生菓子は今も一子相伝の製法で伝承されています。

ゆきごろも

松琴堂の看板商品「阿王雪」の姉妹品。細い「阿王雪」を薄焼きのカステラで巻いてゴマ入りの砂糖で薄くコーティング。しゃりっ！ふわっ！の新食感が魅力です。

「珈琲などにも合う」と薄茶席以外でも様々な場面で楽しんでいただいております。

阿わ雪本舗　松琴堂