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松平不昧公の茶室「菅田庵」 

まつだいらふまいこうのちゃしつかんでんあん

松江へ、
大名茶人・不昧公の数寄世界を見る。

江戸後期、松江藩を財政改革によって立て直した松平家七代藩主・松平治郷(はるさと・1751~1818・肖像画:上の写真右)は、数寄大名・不昧公(ふまいこう)として親しまれました。
十代の頃から茶の志高く禅学修行に励み、「茶禅一味」を究め、陶芸や漆芸、木工など多くの名工を育成し、和菓子をはじめ、松江の文化と産業の発展の基礎を築きます。晩年は茶道具の蒐集にも力を入れ、それらを研究・保護し、自ら記した「古今名物類聚(ここんめいぶつるじゅう)」などの名物集の数々は、その後の茶道具の価値指標になっています。
手掛けた茶室も多く、国指定重要文化財の「菅田庵(かんでんあん)」もそのひとつです。菅田庵は、寛政4年(1792)、不昧公42歳のときの建造。代々家老職を務めた有澤家の初代当主が松平家初代藩主直政から賜った松江城北東の丘陵地に、不昧公が指図して作らせた一畳台目の茶室です。
併設する四畳半台目の茶室「向月亭(こうげつてい)」や、同じ敷地にあり、寄付待合に蒸し風呂や流し場を備えた「御風呂屋(おふろや)」も含め、広大な庭園すべてが不昧公の計画に基づいて造成されました。これらは、明治維新以降も不昧公の茶の湯を知る象徴的な遺構としてその姿をとどめ、現在は松江市を代表する史跡・名勝となっています。
この菅田庵が、この度、有澤家による大規模修復を経て約70年ぶりに蘇り、一般公開されます。4年を要した工事は構造補強を行い、貴重となった材や建具をできるだけ再利用し、往時の姿をそのままに再現されています。

 

菅田庵紹介ムービー

 

 


菅田庵母屋の外観


「菅田庵」は茅葺入母屋造の草庵風の茶室で、侘びのなかにも武人らしい好みがうかがえる。


「菅田庵」は一畳台目中板入。床は落掛を付けない洞床で待庵と同じ材が使われている。奥には墨蹟窓が設けられて、隅炉で一重棚が中柱に添えて吊られている。


母屋にある四畳半台目の茶室「向月亭」。ここからの眺望は遥かを見渡すことができ、中秋には美しい月を望むことができる。


向月亭やくつろぎの間がある母屋の外観



武人らしい設えや、不昧公の好みの意匠が随所に見られる。



「御風呂屋」は寄付待合に蒸し風呂と流し場をそなえる珍しい建物。高手にあり、不昧公はここから石段を降りて「菅田庵」でに茶をたのしんだ。

 

菅田庵

所在地 松江市菅田町106 番地
TEL 0852 – 55 -5293

松江市役所観光文化課文化係

営業時間 10 時00 分~ 16 時00 分
※入場受付15時45 分まで
休館日 毎週火曜日・12月29 日~ 2 月末日
料金 800円(呈茶ご希望の場合は別途500 円)
※ 10 歳未満のお子様は入場できません。
※10 名以上の団体は事前にお知らせください。
アクセス 車 … JR 松江駅から約8 分
バス… JR松江駅より約15 分「菅田庵入口」下車、徒歩8分
▶ここへ行く

※菅田庵の一般公開開始は近日中を予定されています。
詳しくは下記にお問合せください。

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