うじ・かんばやし きねんかん
元禄年間の歴史的建造物である長屋門を活かして、上林家に伝わる数多くの宇治茶に関する古文書や諸記録、製茶図、当時の茶人の消息などを公開している「宇治茶の資料館」です。会館の小屋は江戸時代から伝わる古建築物で、焙炉(ほいろ)などの茶の製造に用いられていた用具、江戸時代の宇治茶生産工程の絵図、石臼など、抹茶に関する諸道具を、長屋門二階には、上林竹庵像、葉茶壺作法の説明、呂宋(るそん)壺、豊臣秀吉の書状、古田織部、小堀遠州ら当時の茶人の消息などを展示して、宇治茶と宇治茶師の歴史を当時の茶師に由来する建物とともに公開しています。長屋門をはじめとした上林春松家の建造物は、文化庁より「宇治の重要文化的景観」に選定され、日本遺産として認定された「宇治茶800年の歴史散歩」にも含まれています。
住所 | 京都府宇治市宇治妙楽38 |
開館時間 | 10時~16時 |
休館日 | 金曜日、8月13日~16日、12月30日~1月5日 |
TEL | 0774-22-2513 |
アクセス | JR奈良線宇治駅・京阪電鉄宇治駅下車徒歩5分 ▶ ここへ行く(Google Mapを開く) |