にそんいん
約1200年の時を経て、美しい景観に包まれた天台宗寺院。百人一首にも詠われた小倉山の麓に広がるこの寺院は、紅葉の名所として名高く、四季それぞれの情景は絶景。まるで双子のような本尊の釈迦如来・阿弥陀如来の二如来を祀ることから「二尊院」と称され、人生を全うしたとき、極楽浄土へと導いてくださいます。承和年間(834~848)に嵯峨天皇勅願で建立。鎌倉時代中頃に法然の弟子湛空が再興した、法然ゆかりの寺院でもあります。総門は伏見城の遺構と伝える薬医門。広い参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、秋に訪れる人の心を魅了します。茶室「御園亭」は、後水尾天皇の第六皇女である賀子内親王の御化粧之間であったものが移築されたもの。春と秋の一時期だけ利用が可能です。
美しい紅葉の風景
二尊を安置してある本堂
所在地 | 〒 616-8425 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27 |
建立年 | 承和年間中(834〜848) |
拝観時間 | 9時〜16時30分 |
拝観料 | 大人500円、小人(小学生以下)無料 |
TEL | 075-861-0687 |
ホームページ | www.nisonin.jp |
アクセス | 京都市バス「嵯峨釈迦堂前」徒歩10分 京福嵐山本線「嵐山」駅 徒歩15分 JR山陰本線「嵯峨嵐山」駅 徒歩約20分 |
駐車場 | 有(乗用車約10台) |