こうだいじ
豊臣秀吉公の正室・北政所ねねが秀吉公の菩提を弔うために建立した寺院です。境内にはねねの墓所である霊屋があり、その堂内には高台寺蒔絵が施されています。高台寺蒔絵は優美絢爛でありながら斬新さを感じさせる桃山芸術の傑作で、黒漆を背景にして金の平蒔絵に絵梨地(えなしじ)針描(はりがき)描割(かきわり)付描(つけがき)といった技法が組み合わされました。また、秀吉公とねねが伏見城で愛用していた傘亭と時雨亭という茶室が移築されていることでも有名です。遺芳庵朝茶席、七夕茶会、浴衣の茶会、観月茶会、北政所茶会、鬼瓦席鬼楽茶事、夜咄茶会、新緑茶会といった8つの特別茶会が1年間に渡って開催されています。
境内の風景(初夏の臥龍池
観月茶会(上)や夜咄茶会(下)は誰でも気楽に参加できる茶会
所在地 | 〒 605-0825京都市東山区高台寺下河原町526番地 |
建立年 | 慶長11年(1606年) |
拝観時間 | 9時〜17時30分(17時受付終了) |
拝観料 | 大人600円、中高生250円 |
TEL | 075-871-5016 |
ホームページ | www.kodaiji.com |
アクセス | JR「京都」駅・京阪「祇園四条」駅・阪急「四条河原町」駅から京都市バス「東山安井」徒歩7分 |
駐車場 | 有(バス10台、乗用車100台 ※バスは要予約) |