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北野天満宮

きたのてんまんぐう

菅原道真を祀ることで名高い北野天満宮は、天暦元年(947)に端を発します。現在の社殿は慶長12年(1607)、豊臣秀頼の寄進によるもので桃山時代の代表的遺構です。また、ここは北野大茶湯が催された地としても有名です。中ノ森に「北野大茶湯之址」という石碑が立っており、その昔一帯が松原だったこの地で天正15年(1587)10月1日、豊臣秀吉の号令の下で約1500の茶屋が建てられたということです。この大茶湯を偲んで毎年11月26日には神社に茶壺が届けられ、そのお茶で12月1日に献茶、協賛釜が茶室「明月舎」「松向軒」などで行われます。

菅原道真の祥月命日にあたる2月25日には梅花祭が行われる。

国宝の本殿は檜皮葺の大建築で、屋根の構造から八棟造といわれる。

北野大茶湯の石碑。そばに秀吉ゆかりの「太閤井戸」がある。

 

住所 京都市上京区馬喰町
TEL 075-461-0005
拝観 日中随時
駐車場 有(但し毎月25日の縁日には無)
アクセス 市バス8・50・203系統などで「北野天満宮前」下車すぐ。