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御所西 護王神社

ごおうじんじゃ

平安京の建都に貢献された奈良時代の官人・和気清麻呂(わけのきよまろ)公をお祀りしています。もとは洛西の高雄山神護寺の境内に清麻呂公の霊社として祀られていましたが、明治19年(1866)、明治天皇の勅命により京都御所蛤御門(はまぐりごもん)前の現在地に社殿を造営、神護寺境内からご遷座。後に姉君の和気広虫姫も主祭神として合わせ祀られました。数ある御神徳のなかでも、厚く信仰を集めるのが「足腰の健康・病気怪我回復」。これは、清麻呂公が足を傷つけられ立つこともできなかった時に、現れた300頭のいのししによって難を救われ、足も回復したという由緒にちなむものです。同時に、このいのししとの深いご縁から、亥年生まれの方には特にご利益があると崇敬されています。亥年生まれの裏千家鵬雲斎大宗匠が折にふれお参りされることも、茶人には思い入れの深まるエピソード。境内には見どころも多く、ゆっくりと訪れたい神社です。

 


護王神社のシンボル狛いのしし。


足腰の病気やけがの平癒祈願は「足萎難儀回復の碑」へお参りを。お守りもあります。

 

▶より詳しい情報はデジタル茶の湯マップのこちらのページもご覧ください。

所在地 〒602-8011
京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385(京都御所蛤御門前)
建立年 明治19年(1866年
拝観時間 6時〜21時(授与品・ご朱印受付)9時〜17時
拝観料 なし
TEL 075-441-5458
ホームページ http://www.gooujinja.or.jp/
アクセス

・地下鉄烏丸線「太」町駅下車 北へ徒歩7分
・京都市バス51系統烏丸下長者町」停下車すぐ
お車でお越しの場合・・・烏丸丸太町交差点より北へ3つ目の信号手前左側

駐車場