江村商店

えむらしょうてん

西陣織や京友禅の美しさを食卓へ
かしこまった席にもカジュアルな席にも臨機応変に

大正6年(1917)、反物の仕入れ問屋として創業した江村商店。西陣織や京友禅、大島紬、結城紬など全国の反物を扱う呉服問屋が、反物の可能性を広げるべく、全く新しいタイプの「うつわ」を展開しています。「職人技が込められた反物を着物以外にも生かしたい」と話す専務取締役の江村和博さんによる斬新なアイデアで、建築資材に使われる合わせガラスの技法を応用し、反物をまるでガラスに溶けこませたようなうつわが生まれました。和・洋どちらのテイストにも寄り添い、料理、お菓子、フルーツなどを何を盛りつけても上品な佇まいです。食洗機や電子レンジはNGですが、他の食器と同じように中性洗剤で洗えます。丸皿と角皿の2タイプで、大きさはどちらも10~28cmの4サイズを用意。ギフトに選んだり、オーダーも可能で、大事な人の着物・帯・反物を形にして残したい人にも喜ばれています。


友禅のうつわ 丸皿・松金(手前)、松銀。


小紋によく使われる伝統柄ですが、和菓子、洋菓子どちらにも合うモダンな雰囲気。


西陣のうつわ 丸皿・角皿。反物の色合いや紋様、またどこを切り取るかで表情が変わるため、1点もののような存在感があります。


西陣のうつわ 角皿。金糸や銀糸をランダムに織り込んだ生地を使用。


「家業を継ぐなら面白いことをしたい、面白いなと感じるものを作りたい」と語る専務取締役の江村和博さん。素材やガラスの厚みを何度も試行錯誤して辿り着いたうつわは、裏千家今日会の贈呈品にも選ばれました。「うつわをもっと発展させたり、また別の反物を使った商品開発も検討しています」2020年1月には、フランスのメゾンでの展示会にも参加予定とのこと。


西陣織の生地を使った大皿は、陶器の絵皿かと思うほどの出来映えです(特注品)。


反物は「特殊絞紋意匠 春鳳」や「流水紋」といったオリジナルの地紋の白生地など多彩。


高辻通に面した江村商店。

 


江村商店

https://www.emura-shouten.com

住所 京都市下京区高辻通新町西入ル堀之内町282
TEL 075-341-5291
営業時間 9:00〜17:00(要予約)
休業 土曜日・日曜日
アクセス 地下鉄烏丸線「四条駅」または阪急電車「烏丸駅」下車 南西へ徒歩11分
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