あいづほんごうやき むなかたがま
長い歴史を経て極めた「用の美」
東北最古といわれる焼物の里・会津本郷。この地に宗像窯の祖先・宗像出雲守式部が移
り住んだのは奈良時代。やがて宗像神社を建立し神官として務める傍ら、焼物を始めた。その後専業となり、現在で八代を数える。六代目が手がけた「にしん鉢」は、一九五八年ブリュッセル万国博覧会でグランプリを受賞。近年においては、国内外での個展開催や東大寺への茶碗奉納など、幅広く活躍する。
宗像窯は東日本大震災で江戸中期から使用されてきた登り窯が倒壊したが、全国からの支援を受け復活を果たした。併設のギャラリーには東大寺の橋村公英別当ご揮毫による扁額が掲げられ、清新な雰囲気の中で八代利浩氏、次期九代利訓氏の作品が展示販売されている。
最新の情報はインスタグラムでご確認ください。
この投稿をInstagramで見る
所在地 | 〒969−6127 福島県大沼郡会津美里町字本郷上甲3115 |
TEL | 0242−56−2174 |
FAX | 0242−56−3909 |
アクセス | JR会津若松駅より会津バス会津本郷行き「本郷郵便局前」下車/ 只見線「会津本郷駅」下車 徒歩20分/ 車で新鶴IC(ETCのみ)から20分/ 駐車場あり |