しぎさん じょうふくいん
信貴山 成福院は、信貴山真言宗の大本山であり、祈祷と宿坊を中心とした塔頭寺院です。
大和国信貴山は、大阪と奈良の県境にある生駒山地の南方に位置し、聖徳太子ご開山による日本最初の毘沙門天王の霊山であり、空気が澄み、四季折々の自然を満喫できる『とっておきの癒しの場所』としても知られています。
特に、信貴山の毘沙門天は寅年・寅日・寅刻に出現され、七福神の随一、商売繁昌、福徳開運、諸願成就のご利益あらたかな福徳の守護神として、個人はもとより多くの商売人や経営者の方々から厚く信仰されています。
成福院「融通殿」内部には、後嵯峨天皇が御念持佛とされていた、諸々の願いを意のままに叶えていただける「如意宝珠(如意融通宝生尊)」がお祀りされ、左脇侍に厄難消除の不動明王、右脇侍には立身出世の弘法大師もお祀りされています。
現成福院貫主は、平成17年に成福院貫主に晋山、平成23年に総本山朝護孫子寺第135世法主・信貴山真言宗第7代管長に晋山した鈴木貴晶氏。(写真は八千枚護摩供の様子)
境内には、樹齢約五百年の銀杏(いちょう)も植わっています。その枝振りは千手観音菩薩の沢山の手の様に見え、また、銀杏の形が仏様の合掌された両手に似ている所から、千手の公孫樹「仏手白果(ぶっしゅはつか)」と名付られています。
所在地 | 〒636-0923 奈良県生駒郡平群町信貴山 |
TEL | 0745-72-2581 |
アクセス | ・JR・近鉄「王寺」「新王寺」 – (奈良交通バス約22分) – 「信貴大橋」 ・近鉄「信貴山下」 -(奈良交通バス約12分) – 「信貴大橋」 |