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萬々堂通則

まんまんどうみちのり

奈良随一の繁華街に位置する伝統の和菓子店。
茶席に、お土産に愛され続ける銘菓がずらり。

江戸時代後期の創業以来、和菓子づくりの伝統を守り伝える萬々堂通則。その名「萬々堂」は、大和柳生藩主より賜ったというエピソードからも、重ねてきた歴史が伝わります。場所は、興福寺や猿沢池にほど近く、観光の前後に立ち寄るのも便利な商店街「もちいどのセンター街」内に位置します。店舗は1983年に旧店舗の味わいを残しながら改装したもので、モダンと奈良の趣が調和した面白みのある空間となっています。歴代の店主が工夫を重ねて生み出し、受け継いできた奈良にちなむ代表銘菓は、奈良の名だたる寺院や神社の御用達です。素朴でまろやかな味わいと風情あふれるパッケージで、お茶席からお土産まで今も幅広く愛されています。写真は奈良伝統の落雁、「青丹よし」。茶席に使いやすい小サイズは、同店のオリジナルです。


近鉄奈良駅からならまちに至る間にある商店街「もちいどのセンター街」に入ってすぐの場所に、堂々たる店構えが目を引く店舗。ガラス張りで明るく入りやすい雰囲気ながら、随所で奈良の文化を伝える格調高さも。風格ある看板は、高畑町に滞在した明治天皇のご侍従の筆によるものと伝えられています。


店内で目を引く「淡味真楽」の書は、交流の深かった東大寺第208世別当・清水公照大僧正の手によるもの。1983年の改装時に贈られたものだそうです。


正面のショーウインドウでひときわの存在感を放つ十二神将の伐折羅(ばさら)大将の塑像は、寺瀬南山氏による数少ない作品のひとつ。店内では、芸術や骨董に造形の深かった先代や先々代のコレクションが随所で拝見できます。


奈良の春日大社の神饌(しんせん)菓子で唐菓子のひとつ「ぶと」を研究し、商品化した看板商品「ぶと饅頭」。小豆のこしあんを包み、コーン油でカラッと揚げでいます。この油の風味も、こだわりのポイント。しおりは元春日大社宮司水谷川忠麿氏の手によるもの。


茶席の菓子として愛される「都跡(みあと)」。古都の面影を語る平城京の礎石を模し、落雁に味噌納豆があしらわれています。


店舗が位置する「もちいどの(餅飯殿)」の相性を菓銘に。極上の餅粉とキビ粉を練り黄粉をまぶしたもので、ぷるぷるとやわらかく、上品な甘さが楽しめます。包装を留めた松葉をようじがわりに使えるのも粋です。


春を呼ぶ東大寺二月堂の「お水取り」時期に合わせ、21日から315日までのみ販売される生菓子「糊こぼし」。須弥壇を飾る椿の造花を練り切りと黄身餡で表現した生菓子。その愛らしい姿、口どけよくまろやかな味わいは、レトロで可憐なパッケージも合わせこの時期の茶会やおもたせ、奈良土産にと大人気です。


改装紙やパッケージはも、正倉院文様にちなんだ昔ながらのものと、店舗改装時に新調した鹿模様など華やかなタイプの2種類があり、それぞれに味わいが。贈答用はもちろん、自分用に購入される方も多いとか。

 

萬々堂通則

https://www.manmando.co.jp

所在地 奈良県奈良市橋本町34
TEL 0742-22-2044
FAX 0742-22-1612
営業時間 10:0019:00 木曜不定休
アクセス 近鉄奈良駅より徒歩5分(もちいどのセンター街)
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