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柊家

ひいらぎや

あたたかなもてなしと京都を象徴する温故知新の空間が
「まるで我が家に帰ってきたような」やすらぎを奏でます。

文政元年(1818)に創業された「柊家」。京都を代表する老舗宿として、国内外の賓客を迎えてきたことは、あまりにも有名です。街中とは思えない静けさが満ちる建物は、江戸・明治・昭和、それぞれの時代の客室を有する本館と、現代の名工の技と独創を託した新館からなり、部屋ごと、空間ごとに異なる発見や感動が味わえます。伝統を大切に守りながらも現代の技術や発想を取り入れ巧みに調和させる姿勢は、京都というまちに貫かれてきた温故知新の精神とも重なります。この宿を象徴するのは、常宿として利用した文豪・川端康成氏の「昔から、格はあってもものものしくなかった」という言葉。その根底には、玄関に掲げられた「来者如帰(来る者、帰るが如し)」、すなわち万端の準備を整え、まるで我が家に帰ってきたようにくつろいでいただけるよう心を尽くすという理念が貫かれています。初めてのお客様にもやさしく寄り添うあたたかなもてなしは、京都の滞在するよろこびを満たしてくれます。

 
江戸、明治、昭和からなる旧館は、古きものを生かしつつ、巧みに手を入れ現代に求められる安全性や快適性を両立させています。


各部屋に配された歴史を物語る名品は、まさに眼福。扇面の襖絵は江戸時代の作。扁額は大正天皇御大典の際、東郷平八郎元帥がしたためた祝賀の言葉。


川端康成氏が京都を訪れるたびに滞在した部屋。氏が「京のしぐれのころ、また梅雨どきにも、柊家に座って雨を見たり聞いたりしてゐると、なつかしい日本の静けさがある。」と書き記したように、緑深い日本庭園に抱かれた静寂の空間です。


この文机に向かい、書き物をした昭和の文豪の姿が目に浮かぶようです。


新館は、日本古来の伝統に創意工夫を重ねて生み出された、さながら現代の芸術空間。ガラスの向うにある坪庭を掛け軸に見立てた床の間がある部屋。


人間国宝・中川清司氏の手による神代杉の床板を中心に、現代の名工の技が発揮された部屋。


高野槙の半露天風呂を備えた部屋も。風呂桶は人間国宝・中川清司氏とともに中川木工芸を担うご子息・周士氏の手によるもの。


ゆるやかなカーブを描く漆塗の床。きらきらと光が遊ぶ玉虫細工を角に施し、掛軸の映り込みと相まって思わず見惚れる美しさに。


四季折々の新鮮な旬の素材を厳選し腕によりをかけ、清水焼などの器にもこだわった京懐石料理。


屋号は初代が信仰していた下鴨神社の摂社・比良木(ひらき)神社に由来するもの。屋号にちなみ、館内の至るところで愛らしい柊のモチーフに出会えるのも、この宿ならではの愉しみです。新館には和紙張りの壁に透かし見る光で柊を舞うように表現した一室も。


お土産コーナーにも、柊モチーフのさまざまなオリジナル品が揃います。


一本の柱もなく三方を京都の景色を写した植栽に囲まれた新館の広間。まるで自然の中に身を置くように感じられます。椅子での食事から、種々の集まりまで多目的な使用が可能。

 

柊家

https://www.hiiragiya.co.jp

住所 京都市中京区麩屋町通姉小路上ル中白山町
TEL 075-221-1136
FAX 075-221-1139
チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
アクセス 地下鉄東西線京都市役所前駅下車徒歩約5分
駐車場あり(要予約)
ここへ行く(Google Mapを開く)

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