祇園 緑寿庵清水
ぎおん りょくじゅあんしみず
京都でもっとも古雅な趣と格式のある祇園に、百万遍に本店を構える日本唯一の金平糖専門店の老舗・緑寿庵清水の新店がオープンしました。
初代・清水仙吉氏が始めた砂糖のみの金平糖は二代目、三代目へと受け継がれ、四代目・誠一氏は「時代に合ったどこにもない、お客様に喜んでいただける金平糖を創り出したい」という想いから、果物やお酒、チョコレートなど素材を加えたお味のある金平糖に挑戦しました。砂糖に熱を加え固めることが困難な上に、素材を加えると結晶しないというお菓子作りの常識を覆し、見事に成功。まったく新しい金平糖が誕生しました。
現在は五代目・泰博*氏がさらに試行錯誤を重ねつつ、革新的な金平糖に挑戦し、約85種類もの金平糖を作り出しています。祇園店に並ぶ金平糖は本店にある工房で職人が丹精込めて手作りした商品で、店内入り口脇には、普段でもなかなか見られない製造風景の映像を流し、長年培ったきた「ものづくりの伝統」と「本物の味」を伝えています。*博(右上の点がない文字)
「祇園限定二種詰合せ」は、舞妓さんやつなぎ団子などを祇園をイメージしてデザインされた六種類の箱に、定番の金平糖を二種類ずつ詰合せたもの。
「あで姿」(林檎の金平糖・巨峰の金平糖)、
「時の舞」(ばななの金平糖・めろんの金平糖)、
「花の紋」(檸檬の金平糖・天然水サイダーの金平糖)、
「丸格子」(蜜柑の金平糖・生姜の金平糖)、
「つむぎ星」(桃の金平糖・パインの金平糖)」、
「福緑」(苺の金平糖・バニラの金平糖)。各1,323円(税込)
かねてより緑寿庵清水の金平糖をご贔屓にしていたという世界的ファッションデザイナー・丸山敬太氏とのご縁から実現した「祇園限定 信玄袋」。
色は、「瓶覗(かめのぞき)」(檸檬の金平糖・天然水サイダーの金平糖)、「桃花色(ももはないろ)」(苺の金平糖・林檎の金平糖)の二種類。緑寿庵清水の家紋がデザインされた信玄袋に金平糖の星形に似たビーズが付いた、目と口で愉しめる人気商品。各3,080円(税込)
「フルーツポシェット」には、果物の味などを中心に豊富な種類の金平糖が入り、まるで花束のような詰合せ。お祝いの贈り物やお花がわりにと喜ばれています。
20個入り14,180円(税込)・30個入り20,390円(税込)
高級創作器物「記念ボンボニエール」6,600円(税込)
皇室の御慶事に金平糖を入れて配られる「ボンボニエール」にはフランス語で砂糖菓子を入れる菓子器という意味があります。こちらは緑寿庵清水オリジナルとなり、家紋が入ったシンプルな
デザインの器の中には、昔ながらのお砂糖味の紅白金平糖が入っております。職人が時間と愛情をかけて丹精込めて育て上げ、何年経っても色あせることなく、夢と希望を託した金平糖は、ご結婚のお引き菓子やご出産のお祝いとしても喜ばれております。
京都ならではの懐石料理に見立てられた「菓懐石」は、塗竹に10種類の人気の金平糖が入った詰合せ。下段には、60種類以上あるなかで最も熟練の職人の技術を駆使して作り上げる予約でしか手に入らない「究極の金平糖」、その時季しか味わえない「季節限定の金平糖」、そして、核に選び抜いた玉あられを用い、素材の風味が浸透しあっさりと上品なお味の「特選玉あられの金平糖」の特別な金平糖5種類が陶器に、上段には「定番の金平糖」で好評を得ている5種類の計10種類が堪能できます。特別な方への贈り物はもちろん、自分へのご褒美にも嬉しい逸品。8,965円(税込)
祇園の四条花見小路通りから一筋目を西に入った場所に佇む京町家の格子の外観で、京都らしい風情を感じられます。
金平糖の形に似ており、縁起の良い意味をもつ「麻の葉」のモチーフには、京都・祇園でも金平糖が多くの人たちに長く、広く愛されるようにという想いを込められています。白と白木を基調にした店内は、伝統的な「京都本店」と革新的な「銀座 緑寿庵清水」の世界観を併せ持ち、高いデザイン性を感じさせる佇まいです。
店内の入り口のすぐ横では、金平糖の製造風景などが映像で紹介されるスペースも。職人が手塩にかけて金平糖を育て上げている様子に、思わず見入る人も多いそう。
所在地 | 京都市東山区祇園町南側570-122 |
TEL | 075-532-0900 |
営業時間 | 11:00~18:30 |
定休日 | 水曜 |
アクセス | 京阪「祇園四条駅」下車 徒歩5分 ▶ ここへ行く(Google Mapを開く) |